埼玉県で債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)なら【くすの木総合法務事務所(埼玉)まで!
<債務整理に強い司法書士事務所>
運営:くすの木総合法務事務所
〒350-2201
埼玉県鶴ヶ島市富士見二丁目12番7号
東武東上線川越駅より電車10分
東武東上線若葉駅より徒歩8分
営業時間 | 平日:9:00~18:30/土日祝:10:00~17:00 ※無料相談・お問い合わせは24時間対応‼ |
---|
取扱業務 | 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・過払い金請求) |
---|
「債務整理をしたら結婚できなくなる?」
「結婚相手に債務整理がバレる可能性はあるの?」
借金や債務整理が結婚に影響を及ぼすことを懸念し、なかなか結婚に踏み切れない人や、結婚相手にそのことを打ち明けられない人もいるでしょう。
しかし、債務整理を結婚前に行い、結婚相手にきちんと説明することで、債務整理が結婚に及ぼす悪影響を最小限にすることができます。
本ページでは、債務整理が結婚に及ぼす影響や、その対策について詳しくご説明します。
債務整理をしたからといって、法や制度的に結婚できなくなる心配はありません。
また、債務整理をしたことが戸籍や住民票に記録されることはありませんし、借金や債務整理をしている相手と結婚したからといって、連帯保証人にでもならない限り、その相手の借金を肩代わりする義務もありません。
民法によれば、夫婦には日常生活で「連帯責任」があります。
しかし、財産という観点においては「夫婦別産制」が取られており、あなた名義で所有している財産は、あなただけの財産として考えられます。
つまり、借金や債務整理などあなたの財産に関わる問題に関しては、結婚後もあなた個人の問題として取り扱われます。
夫婦別産制とはいっても、生活をともにする限り、あなたの債務整理が結婚相手に迷惑をかける可能性はあります。
債務整理が結婚に与える影響の一つに、一定期間ローンを組めなくなることが挙げられます。
結婚後にマイホームや自動車を持ちたいと考えている場合、住宅ローンや自動車ローンを検討することでしょう。
しかし、債務整理後はブラックリスト入りすることで一定期間ローンを組めなくなってしまうため、すぐにマイホームや自動車を購入できなくなってしまう可能性があります。
債務整理におけるブラックリスト入りとは、個人信用情報機関が保持するあなたの個人信用情報に、債務整理をしたという「事故情報」が記録されてしまうことをいいます。
個人信用情報はクレジットカードやローンの審査の際に用いられ、これに事故情報が記録されていると、審査に通らなくなってしまいます。
つまり、ブラックリスト入りしている間は、クレジットカードの使用・作成やローンの新規契約ができなくなってしまうのです。
「ブラックリスト入りしているけど、すぐに住宅ローン・自動車ローンを組みたい」という場合、夫婦のうち、債務整理をしていない方の名義でローンを組むということもできます。
たとえば、夫が債務整理をしてブラックリスト入りしている場合、妻の名義でローンを組めばよいわけです。
ただし、ローンを新規契約するためには、名義ご本人の安定した収入がなければ審査に通りません。奥様が専業主婦など安定した収入がないと、奥様名義のローン新規契約はできませんので注意しましょう。
債務整理の種類にもよりますが、債務整理から5〜10年経てば、事故情報が削除され、ブラックリストから外れることができます。
ブラックリストから外れることができれば、住宅ローンや自動車ローンに通る可能性が出てきます。そのため、ブラックリストから外れることを待ってから、マイホームや自動車の購入を検討するのもよいでしょう。
なお、このとき借入先に以前借金をしていたカード会社(クレジットカード会社・消費者金融・銀行)を選ばないことが得策です。
カード会社は「社内ブラック情報」といって、以前債務整理をした人の記録が残されています。ブラックリストから外れることができても、社内ブラック情報に名前が残っていて審査に通らない可能性があるため、できるだけ今までに借金をしたことがないカード会社から借りるようにしましょう。
ブラックリストいりしている期間は、家族や友人の借金の連帯保証人になることができません。
連帯保証人とは、借金をする本人になにかあったとき、その人の代わりに借金を肩代わりする人のことです。連帯保証人になるにも借金をするときと同じように「審査」が必要になるため、ブラックリスト入りしている期間は連帯保証人になれないというわけです。
これによって影響を受けやすいのが、お子さんの奨学金制度です。大学の奨学金制度では、借金の名義人を学生本人、連帯保証人をその親御さんに設定することが多いです。
このとき親であるあなたがブラックリスト入りしていると、連帯保証人になれなくなってしまい、お子さんに別の手段を検討してもらうことになります。
現在借金を抱えており、いずれ債務整理をしないと首が回らないという人は、結婚前に債務整理をしておくことをおすすめします。
確かに夫婦別産制という観点からみれば、理論上はあなたの借金が結婚相手に影響を及ぼすことはないと考えられます。しかし、現実的に生活をともにすることを考えれば、あなたの借金返済に結婚相手が協力しなければならなくなるでしょう。
結婚前に債務整理をしておけば、借金が整理され、生活そのものの安定が期待できます。また、債務整理自体を結婚相手に隠したいと考えている人の場合、結婚・同棲前に済ませてしまったほうがバレにくいといえるでしょう。
「債務整理をしたことを、結婚相手に知られたくない」と考える人も多いことでしょう。
基本的には自分から打ち明けなければ、債務整理をしたことが結婚相手に知られることはありません。しかし、以下のような場合、結婚相手に債務整理をしたことが知られてしまう恐れがあります。
債務整理は自分で手続をするか、弁護士に依頼して手続きをするかが選択できます。
自分で手続をする場合、自宅にカード会社からの郵送物が届く可能性があるため、結婚相手と同居していると、郵送物からあなたの借金や債務整理が知られてしまう可能性があります。
弁護士に依頼して手続きを行う場合は、債務整理の種類にもよりますが、多くはカード会社からの郵送物が弁護士事務所に送られるため、郵送物から結婚相手に知られてしまう可能性は低くなります。
弁護士を利用する場合は、弁護士に「同居している結婚相手に知られたくない」という旨を伝えておくとよいでしょう。
結婚相手が結婚前にあなたの素性を調べるため、興信所を利用することがあります。
その場合、あなたの借金や債務整理の経験が結婚相手に知られてしまう可能性があります。
前述のように、債務整理によるブラックリスト入りが原因で、結婚相手やご家族に迷惑がかかる可能性もあります。
また、債務整理をしたことを隠していて、予期せぬ出来事から発覚してしまうようなことがあれば、あなたと結婚相手との信頼関係にヒビが入る恐れもあります。そのため、今後の生活のためにも、結婚前に債務整理をしたことを結婚相手に伝えることがベターでしょう。
とはいっても、債務整理をしたのが随分前で、ブラックリストからも外れており、今後の生活に影響が及ばないことがわかっている場合は、無理に結婚相手に話す必要はないかもしれません。
■債務整理をしても結婚できる
・法・制度てきな成約はない
・結婚相手が債務整理をしていてもその借金の返済を肩代わりする必要はない
■債務整理によって一定期間ローンが組めない可能性がある
・債務整理後は5〜10年ほどブラックリスト入りしてしまうので、住宅ローン・自動車ローンが組めない
・この期間は子どもの奨学金の連帯保証人にもなれない
■債務整理は結婚前に済ませてしまうほうがよい
■債務整理は結婚相手に隠すこともできるが、正直に説明するほうがトラブルは少ない
保有資格
くすの木総合法務事務所(埼玉)
運営:くすの木総合法務事務所
営業時間:平日:9:00~18:30/土日祝:10:00~17:00
※無料相談・お問い合わせは24時間対応‼
〒350-2201
埼玉県鶴ヶ島市富士見二丁目12番7号
東武東上線川越駅より電車10分
東武東上線若葉駅より徒歩8分