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借金地獄から抜け出すためには債務整理
「借金地獄から抜け出したい!」
「債務整理とおまとめローン、どちらがいいの?」
複数のカード会社(クレジットカード会社、消費者金融、銀行)から借金をしている状態のことを「多重債務」といいます。多重債務が4社、 5社と増えていくと、利息が増え、雪だるま式に借金が増えることで借金地獄に陥ってしまいます。
このような借金地獄から抜け出すための手段として任意整理、個人再生、自己破産などの「債務整理」や銀行からの「おまとめローン」が挙げられます。
本ページでは、借金地獄から脱却するための手段について詳しくご説明します。
2社以上のカード会社から借金をしていることを多重債務といいます。
多重債務を抱える人は、多くの場合、あるカード会社からの借金が返済できなくなり、その返済のために他のカード会社からも借金をしてしまうことで、借金が雪だるま式に増えていってしまいます。
カード会社からの借金には年利15〜18%と高額な利息がつきます。そのため、複数のカード会社から借金をしていると、いくら返済しても完済できない借金地獄に陥ってしまいます。
なかには、4社、5社と多くのカード会社から借金をし、利息の返済だけでも首が回らず、元本の減らない借金を何年もひたすら返している人もいます。
借金地獄に陥り、月々の借金の返済が難しくなると、返済を滞納してしまう人もいるでしょう。
借金の返済を滞納してしまうと、カード会社に支払うべき金額がさらに高くなってしまいます。なぜなら、利子だけでなく「遅延損害金」が発生してしまうからです。
遅延損害金とは、借金の返済を期日までにできなかったことによる罰金のようなものです。カード会社からの借金の場合、遅延損害金の相場は20%程度です。
また、遅延損害金が発生してもなお支払いを滞らせていると、カード会社から借金の一括請求書が送られてきたり、支払いに対する裁判を起こされたりしてしまうこともあります。
多重債務などの借金地獄から抜け出す手段として、「債務整理」と「おまとめローン」が知られています。
債務整理とは、返済の苦しい借金を利息の免除や元本の減額・免除を通して軽減する法的な手続きです。一方、おまとめローンとは多重債務を1つの銀行などにまとめ、返済先を一本化することで、借金残高の見える化や利息の軽減を図る手段です。
以下では、まず債務整理から詳しくご説明します。
債務整理には、大きく4つの種類があります。
<債務整理の種類>
任意整理とは、借金の利息をカットする債務整理のことです。
あなたの代理となる弁護士とカード会社との直接交渉によって行われるため、裁判所を通さず、裁判を起こさずに債務整理ができます。
そのため、手続きはほとんど弁護士がやってくれますし、裁判を行った記録である「官報」にあなたの個人情報が載ることもありません。
また、任意整理は利息カットを交渉する借金を自分で選択することができます。
借金地獄の原因となる借金だけを任意整理し、奨学金などの保証人がいる借金や、住宅ローンなど生活に必要なものを担保に借りている借金は任意整理せず、今までどおり返済していくということもできます。
つまり、比較的生活に弊害がなく行える債務整理といえるでしょう。
個人再生とは、借金の利息だけでなく、元本の金額も圧縮できる債務整理です。借金が高額で、「利息の免除だけでは完済がキツい」という場合、個人再生を検討します。
個人再生を行える人の条件は、借金総額が5000万円以下で、圧縮した借金を返済できる収入が見込める人です。
また、個人再生は任意整理とは違って裁判所を通して行われます。そのため、裁判の前にあなたの借金や収入の状態に関する調査が入るほか、裁判を行ったという記録が「官報」に掲載されます。
個人再生を行う場合は、あなたが抱えるすべての借金が対象です。連帯保証人のある借金も対象に含まれますので、あなたが個人再生をすると、連帯保証人にあなたの借金の請求が行き、迷惑をかけてしまいます。
また、現在使用している車などのローンも対象になるため、ローンの残っているものは没収されてしまう恐れがあります。
しかし、個人再生特有のルールである「住宅ローン特則」を使用すれば、例外的に住宅ローンだけは個人再生の対象から外すことができるため、マイホームを残して借金を減額できる可能性があります。
官報とは、行政が発行している、国の取り決めや裁判の記録が掲載された冊子です。あまり目にしたことがない人が多いと思いますが、インターネットや公立の図書館などでみることができます。
個人再生や自己破産など裁判所を通じて債務整理を行うと、あなたの個人情報が官報に掲載されます。とはいえ、一般の方が官報に目を通す機会はあまりないので、官報に掲載されたことで周囲の人にあなたが債務整理をしたことがバレてしまう確率は非常に低いです。
官報に掲載されることで、最も注意すべきなのは、闇金業者からの借金の勧誘です。債務整理を行うと、正規のカード会社からの借金ができなくなります。そのため、闇金業者は官報に目を通し、借金が難しくなった人を対象に、借金の勧誘のDMなどを送ってきます。
個人再生や自己破産で個人情報が官報に掲載されたときは、闇金業者からの勧誘に押され、借金をしないように心がけましょう。
自己破産とは、借金を利息・元本ともに全額免除する債務整理です。借金の額が膨大であったり、収入がなく返済自体が難しいという人が自己破産を検討します。
裁判所を通じて行われますので、個人再生同様、事前の調査や「官報」への個人情報の掲載が行われます。
自己破産は債務整理のなかでも最も効力がある分、弊害も大きいです。たとえば、家、車、株など時価20万円以上の価値がある財産は没収されてしまいます。
また、弁護士・警備員など、特定の職業に一定期間就けなくなったり、手続きが終わるまで海外旅行や引っ越しに裁判所からの許可が必要になったりします。
自己破産も、個人再生と同じく、あなたが抱えるすべての借金が対象です。そのため、連帯保証人のある借金を抱えていれば、あなたが自己破産することによって、連帯保証人にあなたの借金の請求がいってしまいます。
また、家・車などのローンも対象に含まれますので、ローン返済中のマイホーム、自動車は当然没収されてしまいます。(ローンが残っていなくても時価20万円以上であれば、前述の理由で没収されます。)
借金地獄に陥って、焦っている方のなかには「自己破産をしたら人生終わりだ」と悲観的になっている人もいます。
しかし、自己破産を始めとする債務整理は、その人の経済生活を立て直すためのものですから、人生が終わってしまうようなペナルティはありません。
たとえば、自己破産をすると戸籍に記録が残り、婚姻などの際に相手にバレてしまうと思っている人がいます。しかし、自己破産の記録は戸籍には残りません。
また、自己破産をすることで、選挙権を失うと思っている人もいますが、自己破産をしても選挙権が剥奪されることはありません。
特定調停は、任意整理と同じく利息の免除ができる債務整理です。任意整理との違いは、弁護士を介さず自力で債務整理ができるため、債務整理にかかる費用を節約できるところです。
一方、手続き中に平日に2回、裁判所へ出廷しなければならなかったり、特定調停後の弁済が滞ってしまうと、すぐに差し押さえが起こることなど、注意すべき点もあります。
司法書士も債務整理の中で任意整理という手続きを代理することが可能ですが、司法書士には扱える案件に制限があります。
司法書士は、あなたの債務額(借金)が1社につき140万円以下でしたら請け負ってくれますが、それ以上なら弁護士でしか扱えない案件になります。
過払い金の返還請求には時効があります。
借金の完済から10年以内であれば、カード会社から過払い金を変換してもらえる可能性がありますので、2010年以前にカード会社で借金をしていたという方は、一度弁護士事務所に相談するといいでしょう。
債務整理の最も大きなメリットは、借金の減額・免除が叶うことです。
借金総額が多すぎる、収入が少ないなど、どう頑張っても完済が難しいという場合、債務整理を検討すべきといえます。
これまで述べてきたように、債務整理にはたくさんの種類がありますので、自分にあった債務整理は何なのか、迷ったら弁護士事務所で相談してみるとよいでしょう。
一方、債務整理の大きなデメリットとしては、個人信用情報のブラックリスト入りが挙げられます。個人信用情報がブラックリスト入りしてしまうと、新たな借金はもちろん、クレジットカードの使用・作成が一定期間できません。
ただし、例外として、すでに完済している借金など返済の残らない過払い金返還請求だけを行う場合は、カード会社側の落ち度であるため、ブラックリストに載ることはありません。
借金地獄から抜け出す手段として「おまとめローン」が挙げられることがあります。
おまとめローンとは、多重債務を1つのカード会社に一本化することで、借金の負担を軽減するというものです。
多重債務が一本化されれば、借金残高が見える化し、返済計画が立てやすくなると考えられています。
しかし、おまとめローンは借金総額が多い人や、借金を計画的に返せない人にとっては、あまり有効な解決策にならない可能性があります。
おまとめローンを行っているカード会社の多くは銀行です。銀行は消費者金融やクレジットカード会社よりも金利が低く、限度額が高いという特徴を活かし、おまとめローンを行っています。
まず、銀行は消費者金融やクレジットカード会社より金利が低いです。具体的には、消費者金融やクレジットカード会社が年利15〜18%が相場であるのに対し、銀行は年利4〜15%程度が相場です。
そのため、消費者金融やクレジットカード会社から借金をするより、利息が低くなることが多く、おまとめローンにすることで返済額が大きく減ったように感じられます。
ただし、任意整理などの債務整理のように、利息が0になるわけではないため、引き続きそれなりの額の利息を支払っていくことには変わりありません。
また、月々に支払える返済額が少なければ、借金を一本化することでそれだけ返済期間がかかるので、かえって利息が増え、返済総額が膨れてしまうケースもあります。
次に、銀行から借金は、消費者金融やクレジットカード会社より限度額が高いので、多くの場合、複数のカード会社からの借金を一本化することができます。
しかし、カード会社からの借金が常習化している人の中には、借金の返済を一本化するためにおまとめローンを利用したにもかかわらず、消費者金融やクレジットカード会社からも再び借金をしてしまい、再度多重債務に陥ってしまう人もいます。
カード会社からの借金を自分の意志でやめる自信がないのであれば、債務整理のように法的に借金を制限したほうが、計画的に返済できるといえます。
■多重債務の借金地獄に陥ったら……
・任意整理か、おまとめローンで対処する人が多い
■債務整理とは、借金の減額・免除ができる法的手段
・利息を免除できる任意整理・特定調停
・利息免除、元本の圧縮ができる個人再生
・利息・元本が免除され、借金が帳消しになる自己破産
・2010年以前に借金をしていた方の過払い金請求
・債務整理をすると、一定期間新たな借金やクレジットカードの利用・作成ができない
■おまとめローンでは借金地獄から抜け出せないことも
■借金地獄に困ったら、まずは弁護士に相談を
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