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債務整理しても車は残すことができるのか?

弁護士とパラリーガル

「債務整理で車を手放すことになったら困るな...」

債務整理を行う場合、選択する手続きやケースによっては、自動車などの財産を処分しなければならなくなります。

一方で、住居の周辺に交通機関が少ない、仕事で自動車が必要、通院の必要がある...などで、自動車が生活に必需品となっている人もいます。

どうにか、自動車だけは残せないものか?とお悩みの人のために、

今回は車を保持したまま、債務整理できるのか?ということについて、詳しく解説してまいります。

任意整理と車

まずは任意整理と車との関係について、詳しく解説いたします。

任意整理とは

任意整理とは、カード会社と交渉して、利息や遅延損害金の支払いを免除してもらい、なおかつ、返済期間を長くすることができる(およそ5年計画)ことで、毎月の返済額を減額できる、というものです

任意整理の事例

たとえば、3社のカード会社から総計300万の借金があり、また金利が高く(金利15%)、毎月の返済が困難な状況に陥っている、Aさんがいるとしましょう。

①借金内容

借金

300万円

金利

15%

支払い回数

36

将来金利含めた想定の返済総額

3,743,856

毎月の支払い

103,996

任意整理を行い、各カード会社との交渉が成立すると、下記のようにAさんの借金の状況が変わります。

②任意整理後の借金

借金の総額

300万円

金利

0%

交渉前との差分

743,856
交渉により免除となった部分(将来利息分)

任意整理後の

支払い回数

60

(およそ5年計画)

毎月の支払い

50,000

上記の例では、毎月の支払いが103,996円だったのが、任意整理後は、50,000円にまで減額することが出来るわけです。

なお、上記の事例とは異なりますが、2008年以前からカード会社に借金をしている人については、利息制限法の上限金利を上回る金利(1520%以上)で借金をしているケースがあります。

その場合は利息制限法の上限金利にもとづいた「引き直し計算」をすれば、借金が大きく減る可能性がありますし、過払い金が借金を上回っていると、手元に現金が戻ってくることもあります。これが、一般的に「過払い金」と呼ばれているものです。

任意整理をした後、車はどうなるのか?

任意整理では、財産を差し押さえされることはありません。したがって、任意整理後も、車を所有し続けられる可能性は高いです。

自動車ローンを完済している場合は当然、手元に残せますし、自動車ローンが残っている場合であっても、車を引き上げることがないように、対処することができます。

というのも、任意整理では、借金を整理するカード会社を選ぶことができるためです。

たとえば、自動車ローンが残っている場合であっても、自動車ローンを任意整理の対象から外すことで、車を手放さないで済む訳です。

自動車ローンは整理しなくても良いのか?

と思う人も少なくないかもしれませんが、任意整理で減額される部分は利息が主なので、利息が低い自動車ローンは任意整理の対象外としても、問題ないケースが多いのです。(ただし、任意整理後も自動車ローンの返済を続けていくことは必要です)

任意整理で自動車を残せない場合がある?

自動車ローンを任意整理の対象から外せないことがあるとすれば、同じカード会社から、自動車ローンとその他の借金を、借りている場合です。

このような場合は、「自動車ローンの部分だけは外して、その他の借金だけを任意整理する」ことは、難しいでしょう。

自動車ローンを任意整理した場合は、自動車ローンを完済していない限り、自動車はカード会社に引き上げられてしまいます。

個人再生と車

次に、個人再生と車との関係について、詳しく解説いたします。

個人再生とは

個人再生とは、裁判に申し立てをして、借金の総額を約5分の1程度にまで減額してもらった上で、残りの借金を原則3年(場合によっては5年に延期可能)かけて、カード会社に分割で支払っていくことで、借金を整理する、というものです。

個人再生は、自己破産のように借金がゼロになる訳ではありませんが、住宅ローンを特則を利用すれば、住宅ローン以外の借金が大幅に減額されます。

個人再生の事例

たとえば、住宅ローン以外にカード会社から700万円の借金をしているAさんがいたとします。

「債務整理はしたいが、住宅は死守したい」と希望しており、個人再生を選択しました。そして裁判所を介して、最低弁済額の140万円(700万の5分の1)にまで減額することを認めてもらいました。(ただし、住宅ローンはそのまま継続しています。)

①借金内容

借金

700万円
将来利息分は免除の上、元本(700万円)も5分の1にまで減額

金利

15%

支払い回数

36

将来金利含めた想定の返済総額

8,735,652

毎月の支払い

242,657

個人再生を行うと、下記のようにAさんの借金の状況が変わります。

②個人再生後の借金

借金の総額

140万円

金利

0%

交渉前との差分

7,335,652

任意整理後の

支払い回数

60

(およそ5年計画)

毎月の支払い

23,333

毎月の支払いが242,657円だったのが、個人再生後は、23,333円にまで減額することが出来きます。

個人再生をした後、車はどうなるのか?

個人再生では、任意整理のように整理対象を自由に選ぶことができません。また個人再生が裁判所を介する手続きとなるため、債権者平等の原則が厳守されることになり、全ての借金が、強制的に整理対象になります。

なので、「自動車のローンだけは個人再生を行わなければいいのではないか?」と考える人も少なくないでしょうが、この「債権者平等の原則」により、自動車のローンを対象から外すことはできないのです。

それなら、個人再生では、ローンの残った車は手放さなければならないのでしょうか?実はそんなことはありません。

いくつかパターンがあるので、下記にて整理いたします。

自動車ローンがなく車の評価額が20万未満

この場合は、カード会社に自動車を引き上げられることはありません。また個人再生の返済額が上がることもありません。

自動車ローンがなく車の評価額が20万以上

この場合も、自動車の所有権はあなたにあるので、カード会社に車を引き上げられることはありません。

ただし、個人再生は保有資産が多い分、借金の減額幅が縮まる特徴があります。評価額20万円以上の自動車をもっている場合は、車の評価額が返済金額に反映されてしまいます。

たとえば、400万の借金がある場合、個人再生をおこなうことで、100万円まで借金額を減額できる可能性があります。

ただし、もし自動車を含めて他の財産の合計評価額が200万円あった場合は、個人再生をしても200万円までしか減額できなくなります。

あまりに評価額の高い車を持っている場合は、返済額を下げるために処分を検討しなければならないこともあるでしょう。

自動車ローンが残っている場合

この場合は、自動車の所有権はカード会社が持っているケースが殆どなので、基本的には自動車は没収されてしまいます。個人再生をする場合は、どこから借金しており、所有権は誰が持っているのか?が重要となります。

なので、自動車ローンが残っている場合は、所有権を確認しましょう。(なお、所有者は車検証に記載されています)

もし所有者がカード会社やディーラーになっているのであれば、個人再生をすれば、車は没収されます。信販会社のローンを利用していると、自動車が担保になっているからです。ただし、所有者が自分になっている場合は、車を残すことができる可能性があります。

銀行などの自動車ローンを利用していると、こういうケースもあります。銀行の自動車ローンでは、自動車を担保にせず、保証会社による担保を設定していることがあり、銀行が自動車の所有権をもっていない場合が多いのです。

軽自動車の場合は事情が変わる?

上記では、普通車を所有している前提で解説してきましたが、自動車が普通車ではなく軽自動車であった場合は、事情が変わってきます。

普通車には登録制度があるために、不動産に準じる扱いとなるのですが、軽自動車には登録制度がありません。このため、軽自動車は動産として扱われます。

動産は、現在それを占有している人が所有権を主張することが可能です。

したがって、個人再生をしたとしても、普段、軽自動車を乗用している人が所有権を主張することが論理的に可能なのです。これは自動車ローンが残っている場合でも同様です。つまり、個人再生をした後、軽自動車の引き上げを拒否することができる可能性があります。

その一方で、ほとんどの場合、軽自動車のローンを組むときに「ローンの支払いができない場合は、カード会社が車を引き上げる」という契約を結ぶことになります。なので、契約に従って、軽自動車であっても引き上げられてしまう可能性も、高いのです。

ややこしい話なのですが、どうしても手放したくない場合は、一度、弁護士に相談してみることをお勧めいたします。

自己破産と車

最後に、自己破産と車との関係について、詳しく解説いたします。

自己破産とは

自己破産とは、裁判所に申し立てすることにより、破産者の財産を処分することでお金に換えて、カード会社への返済に充てた後、残った借金をゼロにする、という手続きのことです。

自己破産をした後、車はどうなるのか?

自己破産をした場合、基本的には自動車を残すことは難しいです。

自己破産は「保有している財産は基本的に換価すること」が条件だからです。

ただし、自動車ローンを完済しており、また年式が古く、評価額が低いと考えられる自動車については、そのまま所有できる可能性が高いです。

基準としては、

①新車時の価格が300万以下

②査定額が20万以下

③登録から5年以上経過している

...自動車は、残せる可能性があります。

が生活に欠かせない場合は残せる可能性がある

上記の条件を満たしていないが、生活のためには、車が欠かせない、という人も少なくないでしょう。

その場合は、裁判所に「自由財産の拡張」を申し立てる方法もあります。

たとえば、

①交通機関がないところに住んでいるので、車がないと生活が成り立たない

②通院に車が必要

...などの事由により、「自由財産の拡張」が認められて、車の所有が続けられる可能性があります。

自動車の引き上げを回避する方法はある?

ちなみに、自動車の引き上げを回避する方法はあるのでしょうか?下記にて、いくつかの方法について解説いたします。

保証人が支払いを続ける

カード会社に、「保証人が今後も月々払うから、自動車を引き上げるのは勘弁してほしい」と交渉してみるというのも、ひとつの手です。

ほとんどの場合、カード会社は自動車を引き上げた後、換価したうえで残額を保証人に請求する場合が多いので、引き上げには労力や時間がかかるのです。

その手間をかけるくらいなら、保証人が今後も支払ってくれたほうがいい、とカード会社が判断したら、自動車の引き上げを取りやめてもらえる可能性があります。

家族や親族に車を買ってもらう

家族や親族などの第三者に、ローンの残りの部分を支払ってもらい、自動車を買ってもらうことで名義を変更する、という方法があります。

そうすれば、車は買い取った人の名義になるので、カード会社に引き上げられることはなくなる訳です。

これなら、買ってもらった家族や親族に、自動車を貸してもらうことで、継続して使い続けることができます。

ただし、この方法を使う際は、家族や親族に十分に説明をすると共に、自動車の名義変更をするタイミングを間違うと、財産隠しの疑いをかけられ、個人再生や自己破産に悪影響がでます。

また、家族や親族に売却する際、あまりに安い金額で契約するのも、「売却価格が安すぎる」と見られて、問題になることがあります。

この方法を使う際は、弁護士に相談をしてから、慎重に行う必要があります。

「別除権協定」の締結を検討する

個人で自動車を使って事業をしている(運送業、タクシーなど)場合は、自動車がないと仕事ができなくなり、生活が困窮します。

こういう事情がある場合は、カード会社と「別除権協定」を結ぶことで、自動車ローンが残っている場合であっても、手元に残せる可能性があります。

ただし、「別除権協定」を利用した場合は、自動車ローンがそのまま残るので、ローンの支払いは続けていく必要があります。

なお、「別除権協定」を締結するのはカード会社の合意と、裁判所の許可が必要となります。

そればかりではなく、自動車ローンを組んでいるカード会社以外の、他のカード会社に拒否されると、「別除権協定」の締結ができなくなる、という点も留意すべきです。

「別除権協定」の利用を検討しているのであれば、一度弁護士と相談することをお勧めいたします。

まとめ

本棚とペン

上記でご説明してきた通り、債務整理の3つの手続きによって、自動車が残るのか、残せないのか、大きく違ってきます。

自動車を残したい場合は、任意整理か、個人再生を選択しましょう。

ただし、自動車を残すことに固執して、任意整理を選択したとしても、そのせいで、まともに借金が返済できなくなるのであれば、意味がありません。

しっかりと、借金返済の見通しが立てられていない状態で、安易に任意整理を選ぶことは得策とはいえません。

自動車を残すことばかりに気をとられずに、今の借金の状況をきちんと分析して、債務整理の手続きを選択しましょう。

あなたにベストな債務整理の手続きは何かを知る為にも、一度弁護士に相談してみることを、お勧めいたします。

  • 任意整理では、基本的に自動車を残せるが、同じカード会社から、自動車ローンとその他の借金を、借りている場合は、引き上げられる可能性がある
  • 個人再生では、どこから借金しており、自動車の所有権は誰が持っているのか?が重要となる
  • 自己破産では、基本的には自動車を残すことは難しい
  • 自動車ローンが残っており、債務整理後に自動車の引き上げられる可能性が高いとしても、いくつか、自動車引き上げを回避する手段があるので、どうしても手元に残したい場合は弁護士に相談するべき

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